野菜ソムリエと流通

皆さん、こんにちは~。
ようやく暖かくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私の住んでいる大阪も日ごとに暖かさを増しており、昨日は朝起きるなり「ヘェ~ックション!」を10連発!。
アレルギー持ちではないはずなのですが、これって花粉症発症なのかとヒヤヒヤしています。

さて、本日のお題は・・・

「野菜ソムリエと流通」

何を隠そう私は「野菜ソムリエ」の資格を持っているのであります。
取得したのは今から10年以上も前のことですから、詳しいことは何も質問しないでくださいね。

野菜ソムリエの取得については、野菜ソムリエ協会に詳細が記載されていますので、そちらをご覧ください。
「野菜ソムリエ」の資格は、生きてゆく上で大切な「食」について、今までよりも掘り下げて考える、あるいは周囲に伝えることができる資格だと私は思います。
(決して宣伝をするわけではありませんので~)

ところで、
最近は「こだわり野菜」や「顔の見える野菜、果物」など、付加価値や差別化を謳った野菜や果物がマスコミ等でも多く取り上げられます。
また、健康に良い、あるいは栄養素を損なわない調理法といったテクニックが紹介される番組や記事を多く目にします。

野菜ソムリエの方々がこのような番組等で説明される機会も多くなり、「資格取得が収入につながる」良いケースだと思っています。

そして、ここからが厄介なのです。それは、

『紹介された「こだわり野菜」や「顔の見える野菜、果物」って、どこに行けば買えるんだ?』

紹介された商品の多くは、直接生産者の通販サイトが紹介されたりするわけで、ご近所のスーパーで買えない場合がほとんどです。

卸売市場を介した一般流通では、残念ながら今までのところ「こだわり」や「顔の見える」商品は、ほとんど目にすることができません。

このことは、決して卸売市場が怠けているという意味ではなく、「日本の青果物流通のシステム」自体に課題問題があります。
一定規格のものが大型トラックで産地から卸売市場まで大量に輸送されているのが現状です。
このような仕組みの中で付加価値や差別化を見出そうとする商品はほとんど無いのが実情です。

量販店が競合近隣店舗との差別化を図るために、卸売市場に流通していない野菜を生産者から直接的に仕入れて販売する事例も増えています。
この場合でも物流が一番の課題となり、いかに少量のものをコストをかけずに効率的に運ぶかが、適正売価設定のマスト条件となります。

マーケティングミックスで4Pがありますが、青果物における課題のひとつは「PLACE」で、物流の確保と物流コストの商品への転嫁方法にあると考えます。

「儲かる農業」が多くの生産者で実現されるためにも、「野菜ソムリエ」と「青果物流通」は、これからますます注目を浴びることになると思います、

それでは。